第13回八王子Short Film映画祭 たかせしゅうほう監督 特別審査委員就任コメント

たかせしゅうほう監督が第13回八王子Short Film映画祭の特別審査委員に決定致しました。

Message

33歳で脱サラして、35歳で初めて短編映画の脚本監督をしました。
それが、この八王子Short Film映画祭でした。
当時、審査員の方には「こんなのは映画じゃない!」と酷評されました。
私は、シナリオ学校にも映画学校にも行っていません。
それどころか、本も読まず、映画もドラマもほとんど観ずに育ちました。
何の経験も知識もないのですから、酷評も当然です。
ですが、「誰かを楽しませたい」という思いは、人生で一度も忘れたことがありません。

その後、今ではテレビドラマの世界を中心に脚本監督をしています。
「こんなのは映画じゃない!テレビドラマだ」
当時の予言にも似た酷評に、今は感謝しています。

特別審査員という肩書は、知識も経験も少ない私には相応しくありませんが、
映画を観る多くのお客さんは、知識も経験もありません。
観客代表として、面白いと感じた作品に、
「面白いね!きっと売れるよ!」と伝えたいと思っています。
そして、そのコメントが後々予言になる日を楽しみにしています。

たかせしゅうほう

たかせしゅうほう監督