結婚騒選挙

あらすじ
売れないロックシンガーの達矢は、若い頃に自分のファンになってくれた結夏と同棲して10年が経つ。ある日、妊娠をする結夏を前に達矢は結婚を決意する。が、結夏の父・定男は厳格な人間であるため、定職に就いていない達矢を真っ向から否定する。だが、初孫が産まれてくることへの喜びから、結婚の条件として、達矢に【結婚選挙】でライバルと対戦をするように伝える。定男が達矢の対抗馬として指名してきたのはエリートでベンチャー企業の社長の光であった。達矢は、結夏との結婚を掛けて光と8つのお題で対決をする。
監督プロフィール
古新 舜(こにい しゅん)
学生時代にいじめや引きこもりを経験し、現在は映画監督となり、映画を通じてコミュニケーションを育むことをテーマに活動をしている。前作短編映画「洗濯機は僕らを回す」で長岡インディーズムービーコンペティション「グランプリ」受賞、いばらきショートフィルム大賞「奨励賞」など、過去の作品でのべ30以上の映画祭で受賞/入賞を果たしている。
初の長編映画「ノー・ヴォイス」では、捨てられる命ゼロを目指してをテーマに、日本の殺処分の現状と犬猫の命の大切さを描ききり、劇場公開から三年経つ現在でも、各地で上映会が行なわれている。
次回作は、屋久島を舞台にして、分身ロボット“OriHime”と女子高生との旅を描き、踏み出す勇気の大切さを伝える長編映画・第2弾「あまのがわ」の制作準備中。